修善寺温泉街を走る人力車が復活したのを一つのきっかけに、乗車証明のチケットと運用の仕組みを企画制作しました。
人力車に乗った「乗車証明」を地域内のお店で見せると、ちょっとしたプレゼントがもらえるという仕組みです。
人力車で温泉街を巡る際に、歴史やお店紹介などをしてくださるので、人力車を降りたお客さんがそれぞれのお店に足を運んでくれるような、運びやすくなるようにと考えました。
燕アナログな感性って修善寺に似合うよね、ささやかだけれど、ちょっとワクワクするような何かをしたいよね、そういえば「小さな紙モノ」って楽しいよね、と、とんとん拍子で話が進み…7月から運用が始まりました。
燕舎では、引き換えの際に改札鋏でパチンと切り込みを入れて、オリジナル商品の「修善寺温泉 自宅湯ノ素」をプレゼントしています。
レトロなチケットも、改札鋏でパチンとチケットを切られる体験も、全て旅の良い思い出となってくれたら嬉しいです。
余談ですが、この改札鋏のケースは、かつて「特急 踊り子号」で使われていたものです。
2021年3月で引退した、特急踊り子16号185系のフロント部分にも同じ絵柄が描かれています。
車夫の島川さん(通称、島ちゃん)は、松崎町の地域おこし隊として伊豆へと移住してきた方で、地域のあれやこれやをよく話す、心強い事業者さんです。温泉街の裏手で、移住を考える方が暮らしを体験する1日1組限定のゲストハウス「移住者の家 TORUS」と、おむすびcafeの運営もしています。(insgagram:移住者の家TORUS)
作業内容 | |
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企画 | 回遊、事業者間連携のしくみ |
デザイン | 乗車証明のチケット |
印刷手配 | 印刷入稿作業・管理 |