わがまち切手に、2種類の84円切手が加わりました。修善寺のシンボルでもある赤い橋と赤紅葉/青紅葉を背景に、ゆかりのある人物である夏目漱石と源頼家を描きました。
修善寺温泉と夏目漱石の有名なエピソードをひとつ。
夏目漱石は『門』を執筆途中に胃潰瘍を患い、転地療養に期待して修善寺温泉の菊屋旅館に滞在していました。しかし、療養中に体調が悪化し、大量吐血の後に危篤に陥入りました。その後、無事に回復をしますが、この「修善寺の大患」とも呼ばれる出来事は、以後の作品に大きな影響を与えたといわれています。
当時漱石が滞在した菊屋旅館の一室は、現在、「修善寺 虹の郷内」に移築・復元されています。また、「修善寺もみじ林」には、大患の際に詠まれた漢詩の句碑もあります。
作業内容 | |
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イラスト | 版画風イラストの作画 |
印刷手配 | 印刷入稿作業・管理 |