今年は、企画運営を引き継がせていただき、各種ツールの制作と合わせて携わりました。
盆踊りが無期限中止になりそうだと護寺会の役員から相談を受けたのが約1ヶ月前。
修善寺のお盆は8月1日~3日で、例年は修禅寺での施食会(法要)+盆踊りの組み合わせで開催されてきました。しかし、コロナ禍で盆踊りは中止、施食会だけの開催が続き…お寺の都合もあり、今年以降も法要のみの開催でと話が進んでいるとのことでした。
せっかくの夏の風物詩。このまま途絶えさせてしまってはいけない、盆踊りの風景を修善寺に残したい思い、人力車の島川さんと2人で企画運営を引き受けました。
地域らしさ感じる告知ツールや、参加したくなる・もらって嬉しいノベルティ制作にも力を入れ、集客力の向上や一体感の演出にも力を入れました。
短い期間の中、夜店の出店やくじ引きの景品の提供、ポスター掲示やラジオでの告知などに快く応じていただいた地域内の事業者さん、そして「子商いプロジェクト」の子供たちの存在がとてもありがたかったです。
当日はひどい夕立に遭い、人の気配が無い境内で寂しく過ごす時間もありましたが、盆踊りの時刻には小雨の降る中、多くの人が集まり。おかげさまで、大盛況に終えました。前夜・前々夜の練習会も例を見ない盛況ぶりだったとのことです。
4年の時が経ったことで、子供や移住者はじめ、新たに関心を持つ人も増えたようで。告知の甲斐もあってか、初めての参加だと話す方々が多かったのも印象的でした。
趣ある境内に溢れる賑やかな雰囲気を全身に感じ、楽しげに踊る人々を眺めながら、未来に繋げていきたい風景だなと強く感じました。
ご協力いただいた皆様、お越しいただいた皆様、ありがとうございました!
ー
地域の「誰か」によって続けられてきた様々な物事たち。その誰かの居なくなっていくスピードが年々速くなっています。
今回の盆踊りは、相談があってこそ動くことができましたが、それがなければ、ひっそりと消えてしまっていたかもしれません。
相談してもらえるような関係性づくりを丁寧にしてきたことが功を奏しましたが、より一層スピード感を持って色々なことに取り組まないといけないなと思わされました。
作業内容 | |
---|---|
企画・運営 | 企画のアイディア提供、当時の運営など |
デザイン | ポスター、チラシ、うちわ、看板など |
その他 | 各種ツールの仕上げ、印刷など |